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トリム調整の謎 ホバリング調整とは

トリムとは、ヘリを垂直に上昇、下降、また旋回、静止などをするためにメイン、テールの2つの羽をコントロールするサーボ、ジャイロを初期セッティングすることです。ホバリング調整と言っています。

エキスパートの指導なんて受けられる訳ないでしょ!

ヘリコプターをホバリングさせることは,基本でありピタリと止まったホバリングは何よりも美しい。
しかし、その前段階である機体の調整は、どの本にも熟練者の指導やショップに聞け、と書いてる。
ミニヘリを購入して楽しみで飛ばしたい方々は、RCクラブに入会したり、同好会に参加するほどずっぽりとハマりたくないし、本当は優しいかもしれないが、しかめっ面したラジコンおじさんに、”なんだちっちゃなおもちゃのようなヘリを教えるほど暇じゃあねえよ!”と言われそうで触れたくない。
だからHPなどでなんとか操縦法を探すのである。

なぜスワッシュプレートを調整するのか

ヘリコプターには最低2枚の回る羽がついている。ヘリを浮かせるために必要な揚力は大きなメインローター。この根元についていて羽の傾きをコントロールする部分がこれ。このプレートと羽を結ぶロッドの調整が出来ていないと、真直ぐに浮かない。ローター軸が完全に機体全体のバランスの中心に来ていて、地面とプレートが完全に並行の場合は、そのまま垂直に浮き上がるはず。もちろん羽が右回転していれば反動で機体は左に回りながら浮き上がる。しかし実際には地面が傾いていたり、電池の重さなどにより中心軸はずれている。そして自分の吹きおろす風が回ってきてまたバランスを崩す。その結果、スワッシュプレートの傾きを調整するわけである。

取り扱い説明書には、スワッシュプレートが水平になっていることを確認するように書いてある。
サーボロッドがスワッシュに2個のみ付いている機種によってはメインローターが停止していると、どこが水平なのかわからない。そのときはスロットルをあげてメインローターを回してみよう。そのときに横からと前からと確認すればよい。

ともかく地面から浮かさないこと

飛行するものを操縦するのに、地べたを這いずり回したり、ぷるぷるさせたり、しなければならないのは、なんか腑に落ちないが、プロポのスティック操作に慣れるまで、できるだけ機体を壊したくない。
飛んでしまうと後は墜落するだけなので。
1 地面から浮きそうな瞬間を見逃すな! この時に機体がどちらに傾くかを覚える。そして着地して     ローターが止まったら、
2 その傾いた方向とは反対にエルロンか、エレベーターのトリムをちょっとだけ動かす。
  もう一度浮かす瞬間までもってくる。
3 さっきと挙動が変わるかをチェック。まだならもう少しトリムを動かす、行き過ぎたら戻す。
4 何度も繰り返す。最初は電池3パックぐらいかかる。
5 浮きかけたときに機体がぐるぐる回るようなら、ジャイロの設定をする(次項)

ラダージャイロの調整

メインローターが右に回転しているので機体はその反動で左に回ろうとする。その反動を打ち消すためにテールモーターについている羽が風を起こす。でもメインローターの回転数はスロットルの量によって変化する。またエルロンやエレベーターの作用によって風の向きがかわる。もっと言えば飛んでる機体の周りの空気の状態でいつも変化してしまう。だからテールローターは常に回転数や羽のピッチを変えて機首を一定の方向に向けてないと、機体はぐるぐると回ってしまう。これを制御するのがジャイロの役目。
ジャイロのききは、調整できる、本体についているもの、プロポで調整するものがある。
しっぽが小刻みに震えていれば弱くする。ぐるぐる回ってしまう時は強くする、という感じ。
RTFのセットで箱出しの最初から、おもいっきり回りだしたら、まずはもう一度機体を水平に置いたまま電池をつなぎ直してみよう。ジャイロがリセットされてうまく行くときがほとんど。それでもだめならジャイロを+にしてみるのがよい。

テールローターがブラシモーターの場合、最初のうちは、よく焼き切れる。コレはある意味、練習時におこる最初のパーツ交換。メインローターより小さいテールモーターがこんなに活きよいよく回らないと、いけないのかと思うほど、ケタタマシく回っている。どんなにがんばってもテールの調整ができなくなったら、モーター交換してみよう。また、少し値が張ってもブラシレスモーターの付いた機体を手に入れよう。